会社と学校でのプログラミング作業の違い
社会人未経験者のこれから就職されるみなさん!!初めて就職するという時には、学校生活と会社での生活に戸惑うことばかりかと思われます。そんな不安を解消するために教育担当より耳よりな情報をお知らせしますのでご覧ください。
まず、学校教育で扱われるソースコードと実際の社会で使われているソースコードでは、そのレベル・複雑さについて大変なへだたりがあります。そのため、研修時はもちろん、またプロになってからも常日頃のスキルアップが要求されます。また普通、会社で行うプログラミング作業は、他のプログラマーとともにチームの一員として行われます。計画に基づいた厳格な管理下での作業になります。これは社会で用いられるプログラムが大規模で、かつ一定の定められた期間内に開発しなければならないことを考えるとたやすく想像できるでしょう。
チームでの作業ですから、コミュニケーション能力・協調性も必要です。プログラマーは、プログラミングに堪能だけではなく、コミュニケーションのための国語力が相当に必要になります。また現場では、プログラム作成上でも行動上でも、同じ間違いを繰り返す方は求められません。自らの失敗を素早く認識・反省し、すぐに改めるという厳しさと素直さも必要です。
ジェイエスピーでは、入社前の6ヶ月間の事前研修、入社後の2~3ヶ月の集中的な本研修によって、このような会社でプログラミング作業をするときの重要な要素を少しずつ身に着けていきます。
最近、Pete Goodliffeさんが書いた「Code Craft エクセレントなコードを書くための実践的技法」が訳されました(トップスタジオ訳、鵜飼ら監訳、毎日コミュニケーション)。これは、大変読みやい本で、読むと会社と学校でのプログラミング作業の違いが良くわかります。会社で仕事をしている現役の方にも参考になるものです。正しいコードを「正しいやり方」で書く方法が伝授されています。学生の皆さん!入社前からこのような書に親しんでいる方は有望です。どうぞ一度、書店で手にとって見てみてください。お勧めします。
[リクルート]